バイヤー生活、時々ハワイ

31歳のとき、長女出産を機にネットの世界へ。ゼロから始めた楽天市場、Amazonとの出会いで人生が好転します。つらかった時期、中国仕入れとの出会い、Amazonの凄さなどを書き綴ります。

タイムシェア説明会、申し込むまで帰さないつもりですか?ヒルトングランドバケーションクラブへの道その2

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内覧が終わり、監獄へ戻されます(笑)

 

この時点でお約束の90分は過ぎているため、本当に説明だけの所要時間を示しています。

ここからじっくりとヒルトンホテルの素晴らしさを聞かされます。

創業者コンラッドヒルトンの武勇伝、ヒルトンハワイアンビレッジが完成するまでの経緯、ホテルスタッフのホスピタリティー、、、

とどめが、説明会で申し込みをしたオーナー達の "喜びの声" が添えられたアルバムでした。

 

みんな笑顔で幸せそうです。

私も申し込もうかしら。。。

 

ってなりませんから。

いやいや。

だってお高いんですもの。

 

女性営業マン(以下、「Yさん」という。)は、"高級車1台分"と表現しましたが、販売価格は500万円~1000万円くらいです。

この価格を支払うことで、毎年ヒルトンのハイグレードなお部屋に1週間泊まれます。

 

うーーーーーーーん、

たしかにお部屋は素晴らしかったです。

ワイキキのホテル価格は年々高くなっていて、他の国と比べると古いのに高い印象です。

毎年ハワイに来たい我が家にはいいのかもしれません。

でも、「ヒルトンに泊まらないといけない」的な考え方になるとつまらないです。

 

 

・タイムシェアは不動産所得(土地を含む)

・相続や贈与ができる。

・世界中のヒルトンが利用できる。

・日本人ならだれでも通るヒルトンローン。

 

Yさんのセールストークで気になったところです。

素敵なパンフレットや、ハワイ島の動画も上映されます。

心が揺らぎます。

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元が取れるのか?

 

この考え方をしている時点でタイムシェアには向いていません。

 

私が価格面で迷っていると感じたYさんは、経理の女性を連れてきます。

当日即決特典のものすごい割引価格の提示、ヒルトンローンの審査の甘さをじっくり聞かされます。

我が家の経済状況で即決は無理。

 

「少し考えさせてください。」

 

帰るモードを全面に出して発した言葉です。

もう開始から3時間経過しています。

同じ専用バスで来た、他のお客さんのブースはみんな空です。

 

なのに、彼女たちは帰してくれません。

 

「それはどうして?何かお手伝い出来ることがきっとありますよ。」

 

心のドアを開いてと言わんばかりのスロートークです。 

Yさんはとても早口ですが、経理の方は高貴な振る舞いのスロートーク。。。

ギャップで攻める作戦でしょうか?

即決は無理ですと伝えても、

 

「何かお力になれるはず、大丈夫ですよ。」

 

何が大丈夫か分かりません。

旦那様に助け舟を求めます。

 

「あなたはどう思う?」

(来いっ、「ひとまず今日は帰ります 。」って言ってーーーっ!!:心の声です。)

「・・・・・。」

(えっ?嫌な予感)

「 君がいいなら、どっちでもいいよ。」

 

突き刺さる営業の視線、、、こんなときに限って、奥様に寛大なご主人のフリをされます。。。

そしてラスボスの登場です。

肩書は忘れましたが(何とかマネージャー?)、このフロアで間違いなくトップの立ち振る舞い、高そうなスーツです。

最後の仕上げをされます。

ここまでくると、買わない理由を見失い始めます。

 

ここまでの時間、8歳の子供には退屈で仕方ありません。

 

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説明会の通路の入り口に、ガラス張りのキッズルームがあります。

使わせてくださいとお願いしたところ、誓約書へのサインを求められ、一度中に入ると子供の意向では出れないと説明されます。

怖い。

子供も入りたくないと言い出します。

防犯上のルールだと思うのですが、私自身も申し込むまで帰れない予感がします。

 

気づくと夕方。

アラモアナで買い物をするはずが、時間が微妙です。

 

スロートーク

スロートーク、、

スロートーク、、、

 

Yさんが用意したタクシーで、コンドミニアムにパスポートを取りに戻ります。

 

なんと、

申し込んでしまいましたっ!!!

 

建てたばかりの家のローンもあるのに、、、車のローンもあるのに、、、あのスロートークに負けてしまいました。

しかも最後は、まんざらでもない感じでサインしたような。。。

 

非常にまずいことになりました。。。