広州交易会に持っていくもの あると便利なアイテムをご紹介。
私が普段、交易会に必ず持っていくものと、あると便利なものをご紹介します。
その1、
交易会に欠かせないものは、まず「交易会専用名刺」です。
会場に入る手前で、大きなバッグやボールペンを無料で配布している人が沢山います。
無料ではあるのですが、名刺との交換を要求してきます。
無視して会場に入り、ブースブースで増えてくるずっしりと重いカタログを抱えて、バッグの配布の意味を理解します。
ブースで気になる商品を見ていたり、サプライヤーに声をかけるとすぐに名刺を要求してきます。
カタログを貰うときも名刺を渡します。
お目当ての商品ならいいのですが、ちょっと気になっただけのブースだと、名刺って渡したくないですよね。
"名刺は本物と偽物を持参する"と言っている方を見かけますが、本物だけでいいです。
2種類作るのも面倒だし、荷物になるし、煩わしいし、、、毎回区別するためスムーズに渡すこともできません。
お勧めなのは、メインで使用するアドレスを印字しないで、フリーアドレスを印字した名刺を準備すること。
本命のブースで渡すときのみ、空欄にメインのアドレスを記載してから渡すといいですよ。
何気にサプライヤーにも、"脈があるバイヤー"の名刺と印象付けることができます。
交易会ではピンとこなかったけど、帰国後にやっぱりあの商品が欲しい!!と思うことだってあります。
帰国後に迷惑メールが増えるのは間違いありませんが、会場で仕入れる商品かどうかを的確に判断するのは難しいです。
完全な偽物名刺を準備するのではなく、交易会専用名刺を持参しましょう。
(※フリーアドレスは、中国の規制対象のGmailではなく、Yahooもしくはoutlookで作成する。)
その2、
大きめの付箋(ふせん)です。
ノートやメモ帳、バインダーは会場には必要ありません。
ホテルに置いてきてください。
(※お目当ての商品が既に決定していて、輸入の段取りや打ち合わせをする方は別です。)
何万というブースで、私は30~40冊程度のカタログを貰います。
カタログのどの商品が、どんな条件で仕入れるのかを付箋を貼って、その上に書き込みます。
こうすることで、同じような商品を取り扱うブースの差別化がしやすくなります。
ホテルに戻った後に、「あの提示額はどの商品だっけ?」ということを避けられます。
また、商品ページに使用するのにカタログ画像が一番いい時、直接文字を書き込んでは使いものになりません。
相手は中国です、画像データを貰えない場合もあります。
私もカタログをスキャナーで読み込んで、Amazonのメイン画像を作ったことがあります。
カタログを最大限に活用するために、大きめの付箋を持っていくことをお勧めします。
その3、
スマートフォンは当たり前ですかね、ほとんどの方が撮影用に持っていくはずです。
お話ししたいのは、ポケットWi-Fiのほうです。
ポケットWi-Fiは本当は無くてもかまいません。
こういった会場のインフォメーションに、狭い範囲ではあるけどフリーWi-Fiが飛んでいます。
広州のほとんどのホテルにもWi-Fi環境が整っています。
私がポケットWi-Fiを勧めるのは、友人知人や、他のAmazonセラーと交易会に参加する方に対してのみです。
このブログを読んでいる方は、Amazonの鉄の掟、"Amazonマーケットプレイス出品規約"を把握している前提でのお話。
IPアドレスが原因で、Amazonアカウント閉鎖となる事例は少なくありません。
トラブルが起こった際に、紐付けでアカウント削除とならないためには、独立したWi-Fi環境が必要です。
不特定多数のアクセスがあるホテルの無線LANルーター、交易会のWi-Fiフリースポットなどでは注意が必要です。
個人の判断となりますが、同行するメンバーによっては準備が必要です。
その4、
小さめの、フロントポケット付きスーツケース(キャリーバッグ)。
会場で持っているバイヤーをよく見かけます。
が、お勧めはフロントポケット付きのタイプです。
楽天市場、アマゾンでも売っています。
このフロントポケットが便利です。
交易会に行くと、とにかくカタログが増えて重たいです。
いい材質の紙でできたものが多く、ひたすら重たいです。
入り口で無料で配布しているバッグは、肩紐が食い込んで痛いか、ちぎれるかのどっちかです。
リュックでもいいけど、いちいち降ろして入れてまた肩にかけるのはしんどい。
しまいに、もう重たくなるのが嫌だからカタログは要らない、こうなると本末転倒です。
さっと入れれるフロントポケット付きのスーツケース、快適さを求める方はぜひ検索してみてください。
仕入れの旅はストレスを感じやすいです。
交易会の限られた日数を有意義に過ごすことは、帰国後の仕事に大きく影響します。
しっかり準備して臨むことをお勧めします。