バイヤー生活、時々ハワイ

31歳のとき、長女出産を機にネットの世界へ。ゼロから始めた楽天市場、Amazonとの出会いで人生が好転します。つらかった時期、中国仕入れとの出会い、Amazonの凄さなどを書き綴ります。

"売りたいもの" と "売れるもの" の違い 売上を加速させるためには、、、

ネットショップやるぞ!!と意気込み、迷わず選んだのが楽天市場

 

「だって、すごそーだから」

 

といういい加減な理由です。

楽天の出店案内のパンフレットには、お決まりの成功例とショップの平均売上200万円以上と書かれており、既に売り上げを達成したような気持ちで出店しました。

 

現実は甘くなかった,,,(一_一;)

 

1週間経過しても新規注文はゼロ。

10日目くらいに初めての新規注文!!と思いきや、顔見知りの方からのご注文でした。

最初の月の売り上げは5万円にも満たなかったような。。。

胃がキリキリする思いをしました。

 

今思うと、全てが準備不足です。

私の場合、副業ではなく本業(夫婦で仕事を辞めてまで)として始めたネットショップです。2009年当時は、楽天市場の三木谷さんの一人勝ちで、Amazonは本屋さん、ヤフーはオークションサイトのイメージが強かったです。

パソコン知識がゼロに等しかったため、自社サイトの選択肢はありません。

ただ、"売りたいものを売って稼ごう"というスタンスでした。

きっと売れると信じていました。

出だしをつまずいたのは、ここに原因があります。

少ない貯金額で、売りたいものを売ってると未来が無くなります。

日に日に減っていく通帳の預金残高を眺めていたいですか?

それも精神面が鍛えられていいかもしれません。

でも生きていけません。

いち早く、売れるものを見つけるのが正解です。

だって本業ですもの。

 

売りたいものは、まず売り上げを作ってから本格的に売るべきです。

そのショッピングサイトでとてもよく売れている商品を見つけ、その人気商品を売る工夫をすることが最初の重要課題です。

名もない商品と、朝の情報番組で紹介された人気商品、検索窓にどちらの商品名が多く打ち込まれるかなんて目に見えています。

その人気商品が、自分の全く知らない商品であろうと、自分が1ミリも魅力を感じない商品であろうと、お客様は買います。

つまらない理由で、売らないという選択をするべきではありません。

人気商品は売り手の意志と関係なく売れていきます。

ここ数年、身に染みて感じます。

 

売れる商品は少しの努力で報われます。