初めての交易会 リサーチのタイミングは?交易会に行く前 or 行っている最中 or 帰国後?
広州交易会には、ものすごい数の商品が展示されています。
定番商品から一度は見たことがある商品、聞いたことがある商品、初めて見る商品まで、ありとあらゆる商品が並んでいます。
狭い世界で一人、パソコンで黙々とリサーチしても絶対見つかないような商品がゴロゴロ転がっています。
なぁーーんだ、
じゃあ、行ってからリサーチしたほうが効率いいね。
って思われがちです。
それはうぬぼれです。
あなたが今回初交易会なら、100年早いです。・・・スミマセン(一_一;)
会場のエリアCのマックカフェでまったりしていると、ポロシャツを着たバイヤーたちの話が聞こえてきます。
カタログを見せ合いながら、
「よさそうな商品だ。」
「あぁ、売れそうだね。」
なんて話してます。
この、"よさそう" とか "売れそう" と感じる商品って、案外沢山あります。
そう感じた商品を、実際に仕入れてうまくいく可能性はかなり低いです。
実際にそれをしているAmazonセラーもいます。
では、なぜ上手くいかないのか。
答えは単純です。リサーチ不足です。
プロのバイヤーは豊富な経験があって、直感を口にします。
初めて交易会に参加するバイヤーと違い、"売れそう" と感じる直感の「質」が違います。
沢山の商品を扱った知識と経験を根拠として、正しい判断が下せます。
彼らは既に "リサーチ済み" なのです。
一方、リサーチ不足で交易会に参加すると、沢山の商品に目移りします。
交易会に出展される商品のほとんどがレベルが高く、日本や世界の大手商社と取引履歴があるブースも多いです。
リサーチをしていないので明確な狙いがありません。
カタログを必要以上に多く貰います。
ホテルに戻ってリサーチして、いい商品があれば明日交渉だ!!
そんな風に考えがちです。
でも、現実は違います。
一日中会場内を歩いて、体はクタクタです。
ホテルのインターネット環境も、交易会で宿泊者が多いせいか通信速度が遅い。
いつもなら一つの商品をじっくりリサーチするはずが、数冊のカタログを短時間でこなさなければなりません。
当然、仕事は雑になります。
現地でリサーチをするということは、おざなりなリサーチで終わる可能性が高いのです。
広すぎる会場で、何度も同じブースに足を運ぶのは賢明ではありません。
他の商品と出会うチャンスを削ってしまいます。
カタログだけ沢山貰い、帰国後にリサーチをすることも同じことです。
貰ったカタログの中に、売れる商品がある保証はありません。
広州交易会の唯一の戦利品であるカタログも、薮から棒に貰ったものでは役に立ちません。
帰国後に、パソコンに向かった時に初めて準備不足を痛感します。
高い勉強代と割り切って、次の交易会に活かすのも一つの手です。
そもそも観光目的ならリサーチの必要もありません。
でも、
毎月〇〇万売り上げたい!!
今よりもっと稼ぎたい!!
と思うのであれば、交易会に行く前にきちんとリサーチするべきです。
リサーチは、行き当たりばったりでするものではありません。
明確な目標があれば、必ず戦利品となるカタログを手にすることができます。
交易会会場徒歩2分 ランガムプレイス広州 宿泊記 その3(バーとレストラン、実際の宿泊費)
ホテルの4Fロビーに "Portal" というバーがあります。
部屋に戻る前に、毎日立ち寄りました。
お酒が一滴も飲めない旦那様が注文したカフェラテ。
ティラミスはサイズが大きめ、生クリームのまろやかな口当たりが最高です。
このモヒート、めちゃくちゃ美味しいです。
バーテンダーが丁寧に作っていました。
新鮮なライムとミントの香りがたまりません。
広州でこんなに美味しいモヒートに出会うなんて。。。
交易会は閉館時間が近づくと、会場周辺がものすごく混みあいます。
(私が会場近くのホテルにこだわる理由の1つです。)
貸し切りバスを利用せず、タクシーもしくは地下鉄でホテルに戻る方は、ぜひランガムプレイス広州にお立ち寄りください。
エリアCから徒歩2分です。
Portalでこのモヒートを飲んでから帰ってください。
その間に混雑も解消されますよ。
そして、レストラン "Alfresco"
スタッフにイタリアンが食べたいと伝えたところ、4階のエレベーター出て左手のこちらを紹介されました。
ランガムのサイトには "バーベキュー料理専門店" とあります???
謎です。
ここのお料理は、本当に美味しかったです。
食は広州に在り
不意に、そんな中国のことわざを思い出します。
それほど感動しました。
ランガム恐るべし。
最初に出されたパンです。
モヒートを注文したら、お隣のPortalから持ってきました。これはこれで嬉しい。
オリーブオイルとバルサミコ酢。葡萄のシルエットがかわいいです。
料理名を忘れました。トマトのブルスケッタ、、、だったような。
店員さんの一押し。牛肉と胡麻が合います。
神戸牛の牛ヒレ肉のロッシーニ風。旦那様絶賛の一品。
日本の牛は凄い。
ランガムプレイス広州の3Fには、"Ming Court(明閣)" という高級中華料理店もあります。
広東料理のお店です。
香港にある姉妹店が、2012年香港ミシュランで2ツ星を獲得していることで有名です。
今回はお邪魔しませんでしたが、お店の調度品も立派で、ホテル自慢のレストランのようです。
ランガムプレイス広州は、とても素晴らしいホテルです。
質の高いサービスと清潔に保たれたお部屋、美味しい食事、全てにおいて満足です。
広州交易会開催中にクラブルームに3泊すると、どのくらいの費用になるか。。。
3泊の間の朝食、夕食が含まれます。
チェックアウトの時に渡された紙には、CNY 7,160と書かれていました。
日本円で、111,428円です。
高く感じますか?
それとも安く感じますか?
慣れない中国仕入れでは、現地で様々なストレスを感じます。
Amazonセラーは多かれ少なかれ、ホテルでリサーチをします。
力を最大限に発揮できるよう、自分に合った環境を整えることも大事です。
交易会会場徒歩2分 ランガムプレイス広州 宿泊記 その2(朝食ビュッフェと夜の軽食)
ホテル選びでかかせない朝食の質。
ランガムプレイス広州の朝食ビュッフェをご紹介します。
2日目の朝です。
早速クラブラウンジへ朝食をとりに向かいます。
ちょっと寝坊したため、空いていました。
美味しそうです。
ハムはしっとりしていてサーモンも新鮮です。
私が愛してやまない、河粉(ハーフェン)を作ってもらいました。
ベトナムのフォーと同じで、もちもちした食感の麺を注文を受けてから湯がいてくれます。
ホテルのビュッフェでは、ほぼ味付けがされていないので、調味料やザーサイをお好みで加えます。
緑黄色野菜は "カイラン(芥藍菜)" 、別名チャイニーズブロッコリー。
香港でよく食べられる中国野菜で、菜の花とブロッコリーとほうれん草を組み合わせたような味がします。
これも大好物。
そしてデザート。
小さいサイズなので、何種類か楽しめて良かったです。
ナッツが乗ったチョコムースと、マカロンが美味しかったです。
3日目の朝は窓側に座りました。
交易会の会場と反対側になります。畑が多く、のどかな景色です。
今日もいっぱい食べます(笑)
フワフワオムレツは大きめに焼いてもらいました。
悔しかったのが、昨日食べて美味しかった海老餃子が、セイロに1個しか残っていませんでした。
すかさずスタッフに尋ねると、「今日はこれで最後です」と。
寝坊した私が悪いですね。
4階の朝食ビュッフェフロアも、お料理の内容は一緒ですか?と尋ねたら、4階のほうが少し種類が多いとのこと。
クラブラウンジとは広さが違うので当然かもしれませんが、少しショックです。
中華粥です。
揚げパンとトロトロのお粥が美味しかったです。
最終日、4日目の朝です。
この日が一番晴れたので、テラス席で朝食を楽しみました。
交易会の会場が見えます。
前の日に、1個しかなかった海老餃子を3個も取りました。
もちろん完食です。
サーモンもやっぱり美味しい。
夜、ラウンジで軽食とお酒をいただきました。
お酒はいろんな種類があり、全て無料で楽しむことができます。
おつまみ程度の軽食を想像していましたが、サンドイッチや簡単な1品料理、サラダやデザートもあり、2日目は夕飯代わりになってしまいました。
テラス席で楽しんでいましたが、グラスが空になるとすぐにスタッフがおかわりを聞いてきます。
お料理も離れているので、何品かテーブルまで持ってきてくれました。
サービスが行き届いていて、楽しい時間が過ごせました。
ランガムプレイス広州は、ビュッフェのレベルが高く素材も新鮮でした。
クラブラウンジもとても居心地が良かったので、泊まる際はアップグレードがお勧めです。
交易会会場徒歩2分 ランガムプレイス広州 宿泊記 その1(お部屋の設備)
前回の交易会で宿選びに失敗し、同じ思いはしたくない。
そこで今回は会場のすぐ横のホテル、ランガムプレイス 広州(Langham Place Guangzhou:广州南丰朗豪酒店)をチョイスしました。
恐る恐るBooking.comで検索、あぁ、やっぱり交易会開催中は価格が跳ね上がります。
まぁ、今回は広州には3泊しかしないし、第三期だから気持ち安いし、なんて言い訳しながらポチりました。
結果は大正解!!
素晴らしいホテルです。
斬新な建築デザイン。泊まるお部屋が、突き出た箇所でないことを祈ります。
正面玄関の車寄せです。
4階がフロントロビーです。大きなロボットが展示されています。
今回はクラブラウンジが利用したかったため、クラブルームを申し込みました。
上層階の、専用チェックインカウンターです。
深夜の到着にも関わらず、スタッフの対応は丁寧でとても良かったです。
どんな五つ星ホテルであろうと、中国ではホスピタリティに欠けるスタッフが目に付きます。
泊まってみないと分からない部分です。
日本の "おもてなし" の精神を一番称えているのは中国人かもしれません。
知人の富裕層の中国人が話してくれました。
「世界中を旅して良かった場所は、日本とラスベガスとハワイだ。」
ラスベガスはゴージャス、ハワイは気候、日本は気遣いに感動したと言っていました。
日本では、豪華なホテルも安いビジネスホテルも対応に差がないそうです。
富裕層はそんなところに目が行くんだと、勉強になりました。
お部屋の前から撮りました。吹き抜けになっています。
43㎡の広さの、交易会の会場に向いたお部屋です。
キングサイズのベッドの硬さは、少し硬めで私好みでした。
お部屋は清潔で、ホコリや髪の毛はありません。
天井付近のエアコンの吹き出し口にも、ホコリは溜まっていませんでした。
ホテル専用のボールペン、封筒、メモ帳が入っています。
洗面所です。掃除が行き届いています。
お風呂もきれいです。
お部屋とガラスで仕切られており、ブラインドで自動開閉できます。
シャワーヘッドは、ハンドタイプとレインシャワーがそれぞれ付いています。
シャワーの水圧も申し分なく、浴槽も短時間でお湯がはれます。
操作方法も直感でできて、ストレスフリーでした。
トイレにウォシュレットはありませんでした。
ランガムプレイスホテルの "chuan spa" のオリジナルアメニティです。
ホテルのロゴが入った石鹸。
上から撮った金庫です。手前の黒いボタンを押して上に引き上げます。
金庫の中身が一目瞭然で、取り出し忘れがなく使いやすかったです。
冷蔵庫の中身です。
、、、あれ?中国のホテルなのに王老吉(もしくは加多宝)が入っていない。
怖い、、、低クオリティで嬉しいです(笑)
第三期はハロウィーン時期だったので、スカイバーで沢山の飾り付けがされてました。
スカイバーと言っても、4階のフロントロビーと同じ階です。
ロビーにもバーはありますが、スカイバーは喫煙可能なため人気です。
スカイバーから見たウェスティン琶洲 (The Westin Pazhou:琶洲威斯汀酒店)。
唯一交易会会場と直結する五つ星ホテルです。
あっちが良かったなぁ~なんて思いましたが、翌日にはその思いも吹っ飛びます。
ランガムプレイス広州の、ご飯のレベルが高いことに気づかされます。
宿泊記その2に続く。。。
広州交易会の、知っていても知らなくてもいいお話。
広州交易会(中国輸出入商品交易会、または広東フェア)の会場はとにかく広い。
グーグルマップの航空写真で広州市を見たとき、真っ先に目に飛び込んでくる建物が会場です。
会場ははエリアA・B・Cに分かれています。
エリアA・Bと、エリアCは道路で分断されており、連絡通路で行き来します。
会場が広すぎるため、連絡通路ではカートに乗ることができます。
カートは無料です。
結構バイヤーが並んでいても、何台もあるのですぐ順番がきます。
閉館前は行列ができます。
並びたくないときは、連絡通路の真ん中に動く歩道が設置されているので、そちらからどうぞ。
緑のベストを着ているのは、カートの案内係のお姉さんです。
カートに乗り急ぐバイヤーを停止させるために、お姉さん同士で手をつなぎます。
毎回遠慮がちに手をつなぐ様子がとても可愛らしいです。
チャンスがあったら見てください。
このカート乗り場にはいつも人が沢山います。
すぐ順番がまわって来るとはいえ、多少の待ち時間はあります。
この待ち時間を、お金の力で無くす方法があります。
このカートです。
他のカートと少し離れた位置で待機しています。
"THE WESTIN" の文字が見えますか?
交易会の会場に唯一隣接する五つ星ホテル、ウェスティン琶洲 (The Westin Pazhou:琶洲威斯汀酒店)の宿泊者に提供されるカートです。
普段は$150程度のウェスティンのお部屋も、交易会開催中は、、、!!?なお値段に(笑)
お金に物を言わせてください。
(※宿泊するという意味です。)
快く乗せてくれますよ。
エリアAとエリアBの間には、特設ステージが設けられています。
出展しているサプライヤーのブース番号が、後ろの大きな画面に表示されます。
私の中では "アピール会場" と呼んでいますが、様々な催しが行われています。
京劇、コンサート、マジックショー、ファッションショーなど。
たまたま通りかかったときに、やっていたショーです。
美人なお姉さんがランウェイで微笑んでいます。
何のショーか分かりますか?
一見ファッションショーにも見えますが、実はサンダルのショーです。
中国美人のモデルさんたちが、サンダルを腕に抱えて歩きます。
斬新なスタイルです。
アピール会場から、エリアAに入ったすぐのところです。
先日の共産党大会で3時間半に及ぶスピーチをした中国のトップ、習近平(しゅう きんぺい:Xí Jìnpíng)国家主席の本が売られています。
世界各国の言葉に翻訳されています。
多分安くない、、、でもいつも興味深そうに集まるバイヤーがいます。
興味がある方はお立ち寄りください。
習近平(しゅう きんぺい)国家主席の前を、中国警察が行進します。
おぉっ!!
と思った瞬間です。
そういえばエリアCには、ライフルを持った警察が数名立っていました。
重々しい会場の演出に、一役買っているのでしょうか。。。
今回は、直接仕入れとは関係ないお話をダラダラと書いてみました。
交易会の参考になったかどうか微妙です。。。
広州交易会 レストランはあるの?トイレはきれい?ちょっと気になる会場の施設案内。
ホテルから見た、朝の交易会会場。
海外のバイヤーを乗せた大型バスが、少しずつ到着する時間です。
交易会の開館時間は、午前9時から午後6時まで。
まるまる9時間会場内で過ごしたことはありません。
ちょこちょこ部屋に戻れるように、目と鼻の先のホテルを予約しました。
ですが、離れた場所のホテルから来場すると、会場内でご飯を食べたり休憩したりトイレに行ったりと、滞在時間が長くなります。
快適に過ごすために、会場施設のご案内をさせていただきます。
まずレストラン。
レストランらしいレストランは無いと思った方がいいです。
現地のフードコートが、エリアBの地下にあります。
地下にあるフードコートのため、いろんな香辛料が混ざった独特の匂いが充満しています。
黄色や赤の原色の具材がのった麺や定食が並んでて、バイヤーの勇気が試されます(笑)
一度だけあまりにお腹がすいてて、青椒肉絲(チンジャオロースー)風の定食を注文したことがあります。
使い捨てのお弁当の容器に、ご飯と漬物とおかずが2品、かなり薄味のスープが付いていました。
口に合わず、ほとんど残してしまいました。ごめんなさい。。。
エリアBの地下のフードコートには、スターバックスもあります。
お昼時はかなり混むので、時間をはずして利用することをお勧めします。
エリアBにはマクドナルドもあります。
外のカフェスペースにいると、必ず日本語が聞こえてきます。
団体で交易会に参加される方達の、集合場所なのでしょうか。
エリアAの動く歩道に乗っていると、右手のガラス越しに沢山のオレンジが見えるカフェがあります。(※エリアBの方から入館した場合の右手方向)
菓子パン、ピザ、バナナ、搾りたてオレンジジュースを販売しています。
ピザはレンジで "チン" です。
小さなカフェですが、よく利用してます。便利です。
このようなカフェもいたるところにあります。
広いのでレストランと間違えるバイヤーがいます。
カフェです。
場所によっては、ゆで卵とパンを少しだけ置いてるところもありますが、基本は飲み物がメインです。
お腹をすかせて入ると、ショックを受けます。
エリアCには、ファーストフード店が並んでる階があります。2階だったような。。。
ビックリするくらい美味しくないピザと、常温のコーラを堪能しました。
あまりにコーラがぬるかったので、交換をしてもらいました。
冷蔵庫の奥から出してもらったのに、、、やっぱりぬるい。
エリアCのマックカフェです。
幾度となく利用しています。マフィンと飲み物のセットをよく注文します。
高い。
交易会価格です。
マックカフェの向かいのカフェです。
食べ物のお話が済んだので、トイレの話をします。
私は女性なので、女子トイレの話をします。
女子はトイレが気になります。
男子も気になるのかな?
結論から、交易会の会場のトイレはきれいです。
施設が古いので、真新しさはありませんが清潔に保たれています。
お掃除の方が頻繁に出入りしていて、日本でいう和式トイレが設置されています。
和式トイレと違うのが、どっちを向いて用を足したらいいのか迷う作りをしています。
ちなみに、中国でトイレの近くに大きめのバケツ(容器)があった場合は、ティッシュをその中に捨ててください。流しちゃ駄目です。
トイレは、各ホールの入り口付近にあります。
旦那様が言うには、男子トイレもそこそこきれいだそうです。
トイレに関してはストレスフリーです。
個人的には、ここがいいという食べ物屋さんはありません。
がっつりホテルで朝食バイキングを食べて、会場では軽食ですませるのがパターンです。
「いい商談ができた!!」
ってときは、隣接するウェスティン琶洲 (The Westin Pazhou:琶洲威斯汀酒店)で豪華なランチブッフェもありです。
ランチ二人分で、1万9千円払った記憶があります。
、、、やっぱり高い。
初めての広州交易会 英語力はどの程度必要?交渉の仕方、スムーズに仕入れまで繋げる方法。
アリババ、淘宝(タオバオ)仕入れをしたことがある方は、何をサプライヤーに尋ねるのかおおよそ見当がつくはずです。
「いくらですか?」
「最小ロットはどのくらい?」
「日本に送れますか?」
「カタログください。」
この程度の英語力は最低限必要です。
無理なら会場入り口で待ち構えている通訳を雇うか、事前に日本で現地通訳を手配するかです。
可能であれば、多少の英語をマスターして交易会に行くことをお勧めします。
サプライヤーと直接対話することで、微妙なニュアンスを読み取ることができます。
「日本との取引経験はありますか?」
「この商品の不良品率は?」
「保証対応はどうなっていますか?」
「OEM生産、オリジナルパッケージは可能ですか?」
「どんな支払い方法がありますか?」
「アリババに掲載していますか?」
「リードタイムは?」
「工場所在地は?」
「最初の取引はサンプルとして少量で発注できますか?」
英語は苦手ですが、私はいつもこのような質問をします。
サプライヤーの回答を鵜呑みにするわけではありません。
どの程度の基準が備わっているか、確認するためです。
日本人は実直な姿勢でビジネスに取り組みます。
その基準を外国に求めると、大変なトラブルになります。
白い商品を注文して黒い商品が届いたとします。
この場合、交換が可能ですか?
「可能に決まっている!!」
そう思った方は中国の洗礼を受ける日が近いです(笑)
中国に限らず、海外取引に絶対はありません。
白い商品を注文して黒い商品が届いた場合に、快く交換してくれるサプライヤーと私は仕事がしたいです。
本音を言うならミスしないサプライヤーがいいんですが。。。
皆さんも同じ意見のはずです。
それが可能なサプライヤーか、交易会の会場で見抜けないと話になりません。
帰国後のメールのやり取りでは解りません。
いくつか質問をぶつけることで、担当者の答え方や表情で、その商品に対する責任感を読み取るしかありません。
それなりのサイズのブースだと、責任者がいます。
どんな質問をしたときに担当者が即答できず、責任者に聞きに行くのかも判断材料の一つです。
「不良品の交換は可能ですか?」
「ちょっと待っててください。」
これ、アウトですよね。。。
質問の中に、「アリババに掲載していますか?」というのがあります。
せっかくの現地仕入れ、アリババに掲載されていない商品かどうかを確認します。
逆に、掲載されているようであれば、支払い方法にpaypalが出てくる可能性があります。
交渉の仕方についてはいろんな切り口があります。
ですが、仕入れるかどうかの最大の分かれ道は「価格」と「MOQ(最小ロット)」の2点です。
価格が折り合わない、もしくはMOQが大きすぎる、そういった場面でそこだけを要求し続けるのは良くありません。
"とにかく安くしてくれ!!"
"この商品をとても気に入っているが価格が高い。ライバルも多く、長く取引を継続させるためにも利益を確保したい。少し安くならないだろうか?"
印象がいいのは後の方ですよね?
当たり前のことですが、出来ていない方が多いです。
ポイントは、優しく問いかけることではありません。
サプライヤーとの、長い付き合いを目指いていると認識させるのです。
中国人が好む方法です。
MOQの交渉にも同じことが言えます。
"資金がないからロット数の交渉ばかりしてくる。"
と思われては元も子もありません。
"最初の取引では品質の確認をしたい。万が一に備えるだけ。"
と説得するのがベストです。
交易会でサプライヤーとしっかり対話することは、帰国後の取引の流れに大きく影響します。
名刺交換もした、カタログも貰った、価格・MOQも許容範囲内、さぁ後はメールでやり取りをするだけ。
そう思っていても、全てが白紙に戻る場合があります。
・連絡が付かない。
・会場で聞いた条件と違う。
・担当者が辞めた(変わった)。
交易会あるあるです(笑)
最大の要因は
バイヤーの印象
ですね。
あなたが大物バイヤーなら問題ありませんが、弱小バイヤーなら注意するべきです。
広州交易会は、第1期から第3期まで5日間ずつ開催されます。(2017年)
5日間で各ブースのサプライヤーは、何人のバイヤーと接すると思いますか?
1人のサプライヤーで、バイヤー100人以上もざらにあります。
大手のバイヤーが集まるブースなら、個人のAmazonセラーの名刺なんて価値が底辺です。
そこを気づかせてはいけません。
大きいとこには勝てません。
なら、せめて"必ず取引するバイヤー"と印象付けましょう。
服装にも注意が必要です。
ラフすぎる格好は、間違った印象を与える危険があります。
カジュアルでも、ビジネスシーンに合った格好であること。
帰国後に、自分が送信するメールより先に、相手のメールを受信出来たら成功です。
交易会に英語力は必要ないとよく聞きます。
英語力は必要ないと切り捨てるかどうかは、求める結果次第です。
交易会で問われるのは、コミュニケーション能力です。
広州交易会 第三期、出展されている商品と会場の様子。そして人気商品を発見。
広州交易会第3期の画像が沢山あったので、ご紹介します。
第3期はアパレルがメインです。
主に繊維製品、服、靴、鞄、アウトドア用品、スポーツ用品、文房具、医療品などが出展されています。
エリアCの会場内です。通路を挟んで繊維製品が展示されています。
クッション、ボンボン付きのブランケットが可愛いです。
日本人好みの色合い。
ここのブースはとても安かったです。
ざっくりと編んだマットが可愛い。
生地がしっかりしており、手触りが良かったです。
カーテンタッセルの専門ブース。
タオル掛けの専用ブース(?)
カートに乗って、エリアA・Bに向かいます。
歩ける距離だけど会場内でかなり歩くので、ちょっとした休憩代わりに。
ウェディングドレスがありました。有名ブランドには見劣りするかもしれないけど、低価格帯にも需要がありそうです。
キッズサイズのフォーマルドレス。
高めの価格帯の子供服ブース。商談の席が埋まっていました。
メイン通路の目立つ位置にあったので、人気のブースかもしれません。
この色鉛筆セット、すごく気になりました。
クルクルすると、、、
こうなります。とても惹かれました。
絵具の専門ブース。なんだかお洒落です。
撮影した時は奥でサプライヤーが暇そうにしていましたが、この後いつ通ってもバイヤーで溢れかえってました。世界的なハンモックブームだそうです。
芸能人でもはまってる人多いですね。サバゲーのギリースーツ。
ランニングマシーン。
かごバッグだらけ。
包帯、緊急応急セットのブース。
子供靴のブースにあった、花柄の上履き。すごく可愛かったです。
靴はMOQが大きいけど単価が安いので、魅力的な商品です。
ピクニックシート。上手に売ってるAmazonセラーがいますね。
最後の写真は、超人気商品です。
日本人選手が活躍するたびにポチっとされる、テーブルを卓球台にして楽しむことができる"ポータブル卓球セット"。
Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングで「卓球」と検索すると必ず上位表示される商品です。
$5.25 カラーBOX MOQ2000
の私の走り書きが写ってます(笑)
帰国後の交渉で
$4.75 MOQ800
まで下げてくれました。
ネットだけなら$3程度でした。
交易会の第3期は、出展される商品カテゴリーの幅が広いです。
紹介しきれていない商品も沢山あります。
季節で楽しむものが多いので、安定して売り上げを支える商品ではなく、短期間で大きく売り上げを伸ばす商品が見つかりそうです。
第一期、第二期、第三期、何期を選ぶべきか?それぞれの特徴と、Amazonカテゴリーで解説。
広州交易会(正式名称:中国輸出入商品交易会)は毎年春と秋に開催されます。
あまりの規模の大きさに、さらに第1期、第2期、第3期に分けての開催となります。
それぞれに扱う商品が異なります。
自分が売りたいと思う商品が何期になるのか、狙いを定めてホテルを予約します。
公式サイトのほうに、その年の開催日が載っています。
ぱっと見、何期にお目当ての商品があるか解りづらいです。
よし、全部に行こう!!
って、思っちゃ駄目です。
2017年は、第1期・第2期・第3期がそれぞれ5日間ずつ開催され、商品入れ替えのための中休みが三日間加わります。
第1期の初日から第3期の最終日まで、なんと21日間あります。
さすがに全部はまわれません。
私は毎回、ランチで立ち寄るウェスティンホテルの方に、何期に日本人が多いか尋ねます。大抵答えは、
「予約は2期が多いね。」とか「1期で一番見かけたよ。」
とのこと。
ライバル数の把握のために聞いてるのですが、3期は聞いたことがありません。
第1期と第2期が日本人に人気なようです。
それでは、解りやすく違いをお話しします。
第1期:電化製品をメインに、工具、自転車(オートバイ)、建材など。
夏前になると、ブルブル系や振動系(周波数)のダイエット用品・美容器具の売上が伸びます。第1期では、そういった商品が個人的に気になりました。
具体的に目についた商品をいくつか挙げると
・クリスティアーノ・ロナウドが宣伝している"あのヒット商品"の類似品
・足や二の腕のマッサージ器
・高性能ドローン
・高感度防犯カメラ
・超小型カメラ
・GoProにそっくりなアクションカメラなど
電化製品ほどの規模ではありませんが、工具類も沢山あります。
Amazon内での人気商品だと、デジタルマルチメーター、デジタルノギス、デジタルスケール、手斧、ソケットレンチセット、工具セットなど。
自転車(オートバイ)はそれほど広い展示スペースではありませんが、私が初めてセグウェイ進化版の"バランススクーター"を見たのが、この交易会の第1期でした。
クリスマスに間に合わせることができれば、年末商戦向けの商品も発掘できます。
第1期の商品をAmazonカテゴリーでいうとこのあたりです。
・家電&カメラ
・パソコン・周辺機器
・DIY・工具
・カー・バイク用品
第2期:一言で、雑貨です。
イベントやパーティーを盛り上げるものは何でもあります。
日本にも定着してきたハロウィン用の雑貨もたくさんあります。衣装もあります。
具体的にクリスマス用品で例を挙げると
・クリスマスツリー
・オーナメント
・イルミネーション
・サンタの衣装
・リース
・風船など
第2期は、低価格帯で毎年確実に売り上げている商品が多いイメージです。
また、第2期にはおもちゃブースもあります。
幼児用はいろいろ規制がありますが、かなり利益が取れそうな商品もあります。
他には、園芸用品、ペット用品などがあります。
第2期の商品をAmazonカテゴリーでいうとこのあたりです。
・ホーム&キッチン
・ペット用品
・おもちゃ
・ホビー
第3期:アパレルがメインです。
繊維製品、服、靴、鞄、アウトドア用品、スポーツ用品、文房具、医療品があります。
繊維製品は中国以外の国の出店も多く見かけました。
とても素敵なデザインの、オットマンチェアやラグがあったブースです。
アパレルやインテリア雑貨を扱う方は間違いなく第3期ですが、アウトドア用品、スポーツ用品も充実していました。
ワンタッチテントの進化版も、開閉が簡単で軽量化されていました。
帰国後に仕入れを迷っていたら、楽天のショップ・オブ・ザ・イヤー常連店が充実のカラーバリエーションで販売を開始してました。
出遅れました(笑)
スポーツ用品で例を挙げると
・フラフープ
・ヨガマット
・ダンベル
・プッシュアップバー
・トレーニングベンチなど
どの商品もAmazonランキングで上位に食い込んでいます。
ロゴを入れたり、形状を少し変えることで簡単に自社ブランド化できそうです。
第3期の商品をAmazonカテゴリーでいうとこのあたりです。
・ファッション
・服&ファッション小物
・シューズ&バッグ
・ホーム&キッチン
・スポーツ&アウトドア
・文房具・オフィス用品
・ドラッグストア
第3期が一番、該当カテゴリーが多いですね。
初めての交易会だと、何期に参加すべきか悩みます。
得意とするカテゴリーがあれば、ストレートに選びましょう。
一番最初に行くのにお勧めなのは、第2期です。
聞かれると必ず第2期と答えます。
売れている商品が見つけやすく、なおかつ仕入れ額も比較的抑えやすい。
無難です。
ただ、私が一番好きなのは第1期、次が第3期、そして第2期の順番です。
私の場合、"無難"で選ぶと、売り上げも無難で終わります。
毎回私の仕入れ旅には、素敵なホテルに美味しいご飯、そして香港でのお買い物がもれなく付いてきます。
その分も稼がないといけません。
行けば何とかなると思わずに、しっかり戦略をたてて行くのがベストです。
広州交易会に持っていくもの あると便利なアイテムをご紹介。
私が普段、交易会に必ず持っていくものと、あると便利なものをご紹介します。
その1、
交易会に欠かせないものは、まず「交易会専用名刺」です。
会場に入る手前で、大きなバッグやボールペンを無料で配布している人が沢山います。
無料ではあるのですが、名刺との交換を要求してきます。
無視して会場に入り、ブースブースで増えてくるずっしりと重いカタログを抱えて、バッグの配布の意味を理解します。
ブースで気になる商品を見ていたり、サプライヤーに声をかけるとすぐに名刺を要求してきます。
カタログを貰うときも名刺を渡します。
お目当ての商品ならいいのですが、ちょっと気になっただけのブースだと、名刺って渡したくないですよね。
"名刺は本物と偽物を持参する"と言っている方を見かけますが、本物だけでいいです。
2種類作るのも面倒だし、荷物になるし、煩わしいし、、、毎回区別するためスムーズに渡すこともできません。
お勧めなのは、メインで使用するアドレスを印字しないで、フリーアドレスを印字した名刺を準備すること。
本命のブースで渡すときのみ、空欄にメインのアドレスを記載してから渡すといいですよ。
何気にサプライヤーにも、"脈があるバイヤー"の名刺と印象付けることができます。
交易会ではピンとこなかったけど、帰国後にやっぱりあの商品が欲しい!!と思うことだってあります。
帰国後に迷惑メールが増えるのは間違いありませんが、会場で仕入れる商品かどうかを的確に判断するのは難しいです。
完全な偽物名刺を準備するのではなく、交易会専用名刺を持参しましょう。
(※フリーアドレスは、中国の規制対象のGmailではなく、Yahooもしくはoutlookで作成する。)
その2、
大きめの付箋(ふせん)です。
ノートやメモ帳、バインダーは会場には必要ありません。
ホテルに置いてきてください。
(※お目当ての商品が既に決定していて、輸入の段取りや打ち合わせをする方は別です。)
何万というブースで、私は30~40冊程度のカタログを貰います。
カタログのどの商品が、どんな条件で仕入れるのかを付箋を貼って、その上に書き込みます。
こうすることで、同じような商品を取り扱うブースの差別化がしやすくなります。
ホテルに戻った後に、「あの提示額はどの商品だっけ?」ということを避けられます。
また、商品ページに使用するのにカタログ画像が一番いい時、直接文字を書き込んでは使いものになりません。
相手は中国です、画像データを貰えない場合もあります。
私もカタログをスキャナーで読み込んで、Amazonのメイン画像を作ったことがあります。
カタログを最大限に活用するために、大きめの付箋を持っていくことをお勧めします。
その3、
スマートフォンは当たり前ですかね、ほとんどの方が撮影用に持っていくはずです。
お話ししたいのは、ポケットWi-Fiのほうです。
ポケットWi-Fiは本当は無くてもかまいません。
こういった会場のインフォメーションに、狭い範囲ではあるけどフリーWi-Fiが飛んでいます。
広州のほとんどのホテルにもWi-Fi環境が整っています。
私がポケットWi-Fiを勧めるのは、友人知人や、他のAmazonセラーと交易会に参加する方に対してのみです。
このブログを読んでいる方は、Amazonの鉄の掟、"Amazonマーケットプレイス出品規約"を把握している前提でのお話。
IPアドレスが原因で、Amazonアカウント閉鎖となる事例は少なくありません。
トラブルが起こった際に、紐付けでアカウント削除とならないためには、独立したWi-Fi環境が必要です。
不特定多数のアクセスがあるホテルの無線LANルーター、交易会のWi-Fiフリースポットなどでは注意が必要です。
個人の判断となりますが、同行するメンバーによっては準備が必要です。
その4、
小さめの、フロントポケット付きスーツケース(キャリーバッグ)。
会場で持っているバイヤーをよく見かけます。
が、お勧めはフロントポケット付きのタイプです。
楽天市場、アマゾンでも売っています。
このフロントポケットが便利です。
交易会に行くと、とにかくカタログが増えて重たいです。
いい材質の紙でできたものが多く、ひたすら重たいです。
入り口で無料で配布しているバッグは、肩紐が食い込んで痛いか、ちぎれるかのどっちかです。
リュックでもいいけど、いちいち降ろして入れてまた肩にかけるのはしんどい。
しまいに、もう重たくなるのが嫌だからカタログは要らない、こうなると本末転倒です。
さっと入れれるフロントポケット付きのスーツケース、快適さを求める方はぜひ検索してみてください。
仕入れの旅はストレスを感じやすいです。
交易会の限られた日数を有意義に過ごすことは、帰国後の仕事に大きく影響します。
しっかり準備して臨むことをお勧めします。