バイヤー生活、時々ハワイ

31歳のとき、長女出産を機にネットの世界へ。ゼロから始めた楽天市場、Amazonとの出会いで人生が好転します。つらかった時期、中国仕入れとの出会い、Amazonの凄さなどを書き綴ります。

初めての交易会 リサーチのタイミングは?交易会に行く前 or 行っている最中 or 帰国後?

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広州交易会には、ものすごい数の商品が展示されています。

定番商品から一度は見たことがある商品、聞いたことがある商品、初めて見る商品まで、ありとあらゆる商品が並んでいます。

 

狭い世界で一人、パソコンで黙々とリサーチしても絶対見つかないような商品がゴロゴロ転がっています。

 

なぁーーんだ、

じゃあ、行ってからリサーチしたほうが効率いいね。

 

って思われがちです。

 

それはうぬぼれです。

あなたが今回初交易会なら、100年早いです。・・・スミマセン(一_一;)

 

 

会場のエリアCのマックカフェでまったりしていると、ポロシャツを着たバイヤーたちの話が聞こえてきます。

カタログを見せ合いながら、

 

「よさそうな商品だ。」

「あぁ、売れそうだね。」

 

なんて話してます。

この、"よさそう" とか "売れそう" と感じる商品って、案外沢山あります。

そう感じた商品を、実際に仕入れてうまくいく可能性はかなり低いです。

実際にそれをしているAmazonセラーもいます。

 

では、なぜ上手くいかないのか。

 

答えは単純です。リサーチ不足です。

 

プロのバイヤーは豊富な経験があって、直感を口にします。

初めて交易会に参加するバイヤーと違い、"売れそう" と感じる直感の「質」が違います。

沢山の商品を扱った知識と経験を根拠として、正しい判断が下せます。

彼らは既に "リサーチ済み" なのです。

 

 

一方、リサーチ不足で交易会に参加すると、沢山の商品に目移りします。

交易会に出展される商品のほとんどがレベルが高く、日本や世界の大手商社と取引履歴があるブースも多いです。

リサーチをしていないので明確な狙いがありません。

カタログを必要以上に多く貰います。

 

ホテルに戻ってリサーチして、いい商品があれば明日交渉だ!!

 

そんな風に考えがちです。

でも、現実は違います。

一日中会場内を歩いて、体はクタクタです。

ホテルのインターネット環境も、交易会で宿泊者が多いせいか通信速度が遅い。

いつもなら一つの商品をじっくりリサーチするはずが、数冊のカタログを短時間でこなさなければなりません。

当然、仕事は雑になります。

 

現地でリサーチをするということは、おざなりなリサーチで終わる可能性が高いのです。

 

広すぎる会場で、何度も同じブースに足を運ぶのは賢明ではありません。

他の商品と出会うチャンスを削ってしまいます。

 

カタログだけ沢山貰い、帰国後にリサーチをすることも同じことです。

貰ったカタログの中に、売れる商品がある保証はありません。

広州交易会の唯一の戦利品であるカタログも、薮から棒に貰ったものでは役に立ちません。

 

帰国後に、パソコンに向かった時に初めて準備不足を痛感します。

 

高い勉強代と割り切って、次の交易会に活かすのも一つの手です。

そもそも観光目的ならリサーチの必要もありません。

 

でも、

毎月〇〇万売り上げたい!!

今よりもっと稼ぎたい!!

と思うのであれば、交易会に行く前にきちんとリサーチするべきです。

リサーチは、行き当たりばったりでするものではありません。

 

明確な目標があれば、必ず戦利品となるカタログを手にすることができます。

 

 

交易会会場徒歩2分 ランガムプレイス広州 宿泊記 その3(バーとレストラン、実際の宿泊費)

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ホテルの4Fロビーに "Portal" というバーがあります。

部屋に戻る前に、毎日立ち寄りました。

 

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お酒が一滴も飲めない旦那様が注文したカフェラテ。

 

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ティラミスはサイズが大きめ、生クリームのまろやかな口当たりが最高です。

 

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このモヒート、めちゃくちゃ美味しいです。

バーテンダーが丁寧に作っていました。

新鮮なライムとミントの香りがたまりません。

広州でこんなに美味しいモヒートに出会うなんて。。。

 

交易会は閉館時間が近づくと、会場周辺がものすごく混みあいます。

(私が会場近くのホテルにこだわる理由の1つです。)

 

貸し切りバスを利用せず、タクシーもしくは地下鉄でホテルに戻る方は、ぜひランガムプレイス広州にお立ち寄りください。

エリアCから徒歩2分です。

Portalでこのモヒートを飲んでから帰ってください。

その間に混雑も解消されますよ。

 

 

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そして、レストラン "Alfresco"

スタッフにイタリアンが食べたいと伝えたところ、4階のエレベーター出て左手のこちらを紹介されました。

ランガムのサイトには "バーベキュー料理専門店" とあります???

謎です。

 

ここのお料理は、本当に美味しかったです。

 

食は広州に在り

 

不意に、そんな中国のことわざを思い出します。

それほど感動しました。

ランガム恐るべし。

 

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最初に出されたパンです。

 

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モヒートを注文したら、お隣のPortalから持ってきました。これはこれで嬉しい。

 

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オリーブオイルとバルサミコ酢。葡萄のシルエットがかわいいです。

 

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料理名を忘れました。トマトのブルスケッタ、、、だったような。

 

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店員さんの一押し。牛肉と胡麻が合います。

 

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神戸牛の牛ヒレ肉のロッシーニ風。旦那様絶賛の一品。

日本の牛は凄い。

 

 

ランガムプレイス広州の3Fには、"Ming Court(明閣)" という高級中華料理店もあります。

広東料理のお店です。

香港にある姉妹店が、2012年香港ミシュランで2ツ星を獲得していることで有名です。

今回はお邪魔しませんでしたが、お店の調度品も立派で、ホテル自慢のレストランのようです。

 

 

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ランガムプレイス広州は、とても素晴らしいホテルです。

質の高いサービスと清潔に保たれたお部屋、美味しい食事、全てにおいて満足です。

 

広州交易会開催中にクラブルームに3泊すると、どのくらいの費用になるか。。。

3泊の間の朝食、夕食が含まれます。

 

チェックアウトの時に渡された紙には、CNY 7,160と書かれていました。

 

日本円で、111,428円です。

高く感じますか?

それとも安く感じますか?

 

慣れない中国仕入れでは、現地で様々なストレスを感じます。

Amazonセラーは多かれ少なかれ、ホテルでリサーチをします。 

力を最大限に発揮できるよう、自分に合った環境を整えることも大事です。

 

交易会会場徒歩2分 ランガムプレイス広州 宿泊記 その2(朝食ビュッフェと夜の軽食)

ホテル選びでかかせない朝食の質。

ランガムプレイス広州の朝食ビュッフェをご紹介します。

 

 

2日目の朝です。

早速クラブラウンジへ朝食をとりに向かいます。

 

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ちょっと寝坊したため、空いていました。

 

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美味しそうです。

ハムはしっとりしていてサーモンも新鮮です。

 

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私が愛してやまない、河粉(ハーフェン)を作ってもらいました。

ベトナムのフォーと同じで、もちもちした食感の麺を注文を受けてから湯がいてくれます。

ホテルのビュッフェでは、ほぼ味付けがされていないので、調味料やザーサイをお好みで加えます。

緑黄色野菜は "カイラン(芥藍菜)" 、別名チャイニーズブロッコリー

香港でよく食べられる中国野菜で、菜の花とブロッコリーとほうれん草を組み合わせたような味がします。

これも大好物。

 

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そしてデザート。

小さいサイズなので、何種類か楽しめて良かったです。

ナッツが乗ったチョコムースと、マカロンが美味しかったです。

 

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3日目の朝は窓側に座りました。

交易会の会場と反対側になります。畑が多く、のどかな景色です。

 

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今日もいっぱい食べます(笑)

フワフワオムレツは大きめに焼いてもらいました。

悔しかったのが、昨日食べて美味しかった海老餃子が、セイロに1個しか残っていませんでした。 

すかさずスタッフに尋ねると、「今日はこれで最後です」と。

寝坊した私が悪いですね。

 

4階の朝食ビュッフェフロアも、お料理の内容は一緒ですか?と尋ねたら、4階のほうが少し種類が多いとのこと。

クラブラウンジとは広さが違うので当然かもしれませんが、少しショックです。

 

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中華粥です。

揚げパンとトロトロのお粥が美味しかったです。

 

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最終日、4日目の朝です。

この日が一番晴れたので、テラス席で朝食を楽しみました。

交易会の会場が見えます。

 

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前の日に、1個しかなかった海老餃子を3個も取りました。

もちろん完食です。

 

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サーモンもやっぱり美味しい。

 

 

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夜、ラウンジで軽食とお酒をいただきました。

お酒はいろんな種類があり、全て無料で楽しむことができます。

おつまみ程度の軽食を想像していましたが、サンドイッチや簡単な1品料理、サラダやデザートもあり、2日目は夕飯代わりになってしまいました。

 

テラス席で楽しんでいましたが、グラスが空になるとすぐにスタッフがおかわりを聞いてきます。

お料理も離れているので、何品かテーブルまで持ってきてくれました。

サービスが行き届いていて、楽しい時間が過ごせました。

 

 

 

ランガムプレイス広州は、ビュッフェのレベルが高く素材も新鮮でした。

クラブラウンジもとても居心地が良かったので、泊まる際はアップグレードがお勧めです。

 

 

交易会会場徒歩2分 ランガムプレイス広州 宿泊記 その1(お部屋の設備) 

前回の交易会で宿選びに失敗し、同じ思いはしたくない。

 

そこで今回は会場のすぐ横のホテル、ランガムプレイス 広州(Langham Place Guangzhou:广州南丰朗豪酒店)をチョイスしました。

 

恐る恐るBooking.comで検索、あぁ、やっぱり交易会開催中は価格が跳ね上がります。

まぁ、今回は広州には3泊しかしないし、第三期だから気持ち安いし、なんて言い訳しながらポチりました。

 

結果は大正解!!

素晴らしいホテルです。

 

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斬新な建築デザイン。泊まるお部屋が、突き出た箇所でないことを祈ります。

 

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正面玄関の車寄せです。

 

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4階がフロントロビーです。大きなロボットが展示されています。

 

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今回はクラブラウンジが利用したかったため、クラブルームを申し込みました。

 

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上層階の、専用チェックインカウンターです。

深夜の到着にも関わらず、スタッフの対応は丁寧でとても良かったです。

どんな五つ星ホテルであろうと、中国ではホスピタリティに欠けるスタッフが目に付きます。

泊まってみないと分からない部分です。

 

日本の "おもてなし" の精神を一番称えているのは中国人かもしれません。

知人の富裕層の中国人が話してくれました。

「世界中を旅して良かった場所は、日本とラスベガスとハワイだ。」

ラスベガスはゴージャス、ハワイは気候、日本は気遣いに感動したと言っていました。

日本では、豪華なホテルも安いビジネスホテルも対応に差がないそうです。

富裕層はそんなところに目が行くんだと、勉強になりました。

 

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お部屋の前から撮りました。吹き抜けになっています。 

 

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43㎡の広さの、交易会の会場に向いたお部屋です。

キングサイズのベッドの硬さは、少し硬めで私好みでした。

お部屋は清潔で、ホコリや髪の毛はありません。

天井付近のエアコンの吹き出し口にも、ホコリは溜まっていませんでした。

 

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ホテル専用のボールペン、封筒、メモ帳が入っています。

 

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洗面所です。掃除が行き届いています。

 

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お風呂もきれいです。

お部屋とガラスで仕切られており、ブラインドで自動開閉できます。

シャワーヘッドは、ハンドタイプとレインシャワーがそれぞれ付いています。 

シャワーの水圧も申し分なく、浴槽も短時間でお湯がはれます。

操作方法も直感でできて、ストレスフリーでした。

 

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トイレにウォシュレットはありませんでした。

 

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ランガムプレイスホテルの "chuan spa" のオリジナルアメニティです。

 

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ホテルのロゴが入った石鹸。

 

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上から撮った金庫です。手前の黒いボタンを押して上に引き上げます。

金庫の中身が一目瞭然で、取り出し忘れがなく使いやすかったです。

 

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冷蔵庫の中身です。

、、、あれ?中国のホテルなのに王老吉(もしくは加多宝)が入っていない。

 

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怖い、、、低クオリティで嬉しいです(笑)

第三期はハロウィーン時期だったので、スカイバーで沢山の飾り付けがされてました。

カイバーと言っても、4階のフロントロビーと同じ階です。

ロビーにもバーはありますが、スカイバーは喫煙可能なため人気です。

 

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カイバーから見たウェスティン琶洲 (The Westin Pazhou:琶洲威斯汀酒店)。

唯一交易会会場と直結する五つ星ホテルです。

 

あっちが良かったなぁ~なんて思いましたが、翌日にはその思いも吹っ飛びます。

ランガムプレイス広州の、ご飯のレベルが高いことに気づかされます。

宿泊記その2に続く。。。

 

広州交易会の、知っていても知らなくてもいいお話。

広州交易会(中国輸出入商品交易会、または広東フェア)の会場はとにかく広い。

グーグルマップの航空写真で広州市を見たとき、真っ先に目に飛び込んでくる建物が会場です。

 

会場ははエリアA・B・Cに分かれています。

エリアA・Bと、エリアCは道路で分断されており、連絡通路で行き来します。

会場が広すぎるため、連絡通路ではカートに乗ることができます。

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カートは無料です。

結構バイヤーが並んでいても、何台もあるのですぐ順番がきます。

 

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閉館前は行列ができます。

並びたくないときは、連絡通路の真ん中に動く歩道が設置されているので、そちらからどうぞ。

 

緑のベストを着ているのは、カートの案内係のお姉さんです。

カートに乗り急ぐバイヤーを停止させるために、お姉さん同士で手をつなぎます。

毎回遠慮がちに手をつなぐ様子がとても可愛らしいです。

チャンスがあったら見てください。

 

 

このカート乗り場にはいつも人が沢山います。

すぐ順番がまわって来るとはいえ、多少の待ち時間はあります。

この待ち時間を、お金の力で無くす方法があります。

 

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このカートです。

他のカートと少し離れた位置で待機しています。

 

"THE WESTIN" の文字が見えますか?

 

交易会の会場に唯一隣接する五つ星ホテル、ウェスティン琶洲 (The Westin Pazhou:琶洲威斯汀酒店)の宿泊者に提供されるカートです。

普段は$150程度のウェスティンのお部屋も、交易会開催中は、、、!!?なお値段に(笑)

 

お金に物を言わせてください。

(※宿泊するという意味です。)

 

快く乗せてくれますよ。

 

 

エリアAとエリアBの間には、特設ステージが設けられています。

 

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出展しているサプライヤーのブース番号が、後ろの大きな画面に表示されます。

私の中では "アピール会場" と呼んでいますが、様々な催しが行われています。

京劇、コンサート、マジックショー、ファッションショーなど。

 

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たまたま通りかかったときに、やっていたショーです。

美人なお姉さんがランウェイで微笑んでいます。

何のショーか分かりますか?

一見ファッションショーにも見えますが、実はサンダルのショーです。

中国美人のモデルさんたちが、サンダルを腕に抱えて歩きます。

斬新なスタイルです。

 

 

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アピール会場から、エリアAに入ったすぐのところです。

 

先日の共産党大会で3時間半に及ぶスピーチをした中国のトップ、習近平(しゅう きんぺい:Xí Jìnpíng)国家主席の本が売られています。

世界各国の言葉に翻訳されています。

多分安くない、、、でもいつも興味深そうに集まるバイヤーがいます。

興味がある方はお立ち寄りください。

 

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習近平(しゅう きんぺい)国家主席の前を、中国警察が行進します。

 

おぉっ!!

 

と思った瞬間です。

そういえばエリアCには、ライフルを持った警察が数名立っていました。

重々しい会場の演出に、一役買っているのでしょうか。。。

 

今回は、直接仕入れとは関係ないお話をダラダラと書いてみました。

交易会の参考になったかどうか微妙です。。。

広州交易会 レストランはあるの?トイレはきれい?ちょっと気になる会場の施設案内。

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ホテルから見た、朝の交易会会場。

海外のバイヤーを乗せた大型バスが、少しずつ到着する時間です。

 

交易会の開館時間は、午前9時から午後6時まで。

 

まるまる9時間会場内で過ごしたことはありません。

ちょこちょこ部屋に戻れるように、目と鼻の先のホテルを予約しました。

 

ですが、離れた場所のホテルから来場すると、会場内でご飯を食べたり休憩したりトイレに行ったりと、滞在時間が長くなります。

 

快適に過ごすために、会場施設のご案内をさせていただきます。

 

 

まずレストラン。

レストランらしいレストランは無いと思った方がいいです。

現地のフードコートが、エリアBの地下にあります。

 

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地下にあるフードコートのため、いろんな香辛料が混ざった独特の匂いが充満しています。

黄色や赤の原色の具材がのった麺や定食が並んでて、バイヤーの勇気が試されます(笑)

 

一度だけあまりにお腹がすいてて、青椒肉絲(チンジャオロースー)風の定食を注文したことがあります。

使い捨てのお弁当の容器に、ご飯と漬物とおかずが2品、かなり薄味のスープが付いていました。

口に合わず、ほとんど残してしまいました。ごめんなさい。。。

 

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エリアBの地下のフードコートには、スターバックスもあります。

お昼時はかなり混むので、時間をはずして利用することをお勧めします。

 

エリアBにはマクドナルドもあります。

外のカフェスペースにいると、必ず日本語が聞こえてきます。

団体で交易会に参加される方達の、集合場所なのでしょうか。

 

 

エリアAの動く歩道に乗っていると、右手のガラス越しに沢山のオレンジが見えるカフェがあります。(※エリアBの方から入館した場合の右手方向)

菓子パン、ピザ、バナナ、搾りたてオレンジジュースを販売しています。

ピザはレンジで "チン" です。

小さなカフェですが、よく利用してます。便利です。

 

 

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このようなカフェもいたるところにあります。

広いのでレストランと間違えるバイヤーがいます。

カフェです。

場所によっては、ゆで卵とパンを少しだけ置いてるところもありますが、基本は飲み物がメインです。

お腹をすかせて入ると、ショックを受けます。

 

 

エリアCには、ファーストフード店が並んでる階があります。2階だったような。。。

ビックリするくらい美味しくないピザと、常温のコーラを堪能しました。

あまりにコーラがぬるかったので、交換をしてもらいました。

冷蔵庫の奥から出してもらったのに、、、やっぱりぬるい。

 

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エリアCのマックカフェです。

幾度となく利用しています。マフィンと飲み物のセットをよく注文します。

高い。

交易会価格です。

 

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マックカフェの向かいのカフェです。

 

 

 

食べ物のお話が済んだので、トイレの話をします。

私は女性なので、女子トイレの話をします。 

 

女子はトイレが気になります。

男子も気になるのかな?

 

結論から、交易会の会場のトイレはきれいです。

 

施設が古いので、真新しさはありませんが清潔に保たれています。

お掃除の方が頻繁に出入りしていて、日本でいう和式トイレが設置されています。

和式トイレと違うのが、どっちを向いて用を足したらいいのか迷う作りをしています。

ちなみに、中国でトイレの近くに大きめのバケツ(容器)があった場合は、ティッシュをその中に捨ててください。流しちゃ駄目です。

 

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トイレは、各ホールの入り口付近にあります。

 

旦那様が言うには、男子トイレもそこそこきれいだそうです。

 

 

トイレに関してはストレスフリーです。 

個人的には、ここがいいという食べ物屋さんはありません。

がっつりホテルで朝食バイキングを食べて、会場では軽食ですませるのがパターンです。

 

「いい商談ができた!!」

ってときは、隣接するウェスティン琶洲 (The Westin Pazhou:琶洲威斯汀酒店)で豪華なランチブッフェもありです。

 

ランチ二人分で、1万9千円払った記憶があります。

、、、やっぱり高い。

初めての広州交易会 英語力はどの程度必要?交渉の仕方、スムーズに仕入れまで繋げる方法。

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アリババ、淘宝(タオバオ仕入れをしたことがある方は、何をサプライヤーに尋ねるのかおおよそ見当がつくはずです。

 

「いくらですか?」

「最小ロットはどのくらい?」

「日本に送れますか?」

「カタログください。」

 

この程度の英語力は最低限必要です。

無理なら会場入り口で待ち構えている通訳を雇うか、事前に日本で現地通訳を手配するかです。

可能であれば、多少の英語をマスターして交易会に行くことをお勧めします。

サプライヤーと直接対話することで、微妙なニュアンスを読み取ることができます。

 

 

「日本との取引経験はありますか?」

「この商品の不良品率は?」

「保証対応はどうなっていますか?」

OEM生産、オリジナルパッケージは可能ですか?」

「どんな支払い方法がありますか?」

「アリババに掲載していますか?」

「リードタイムは?」

「工場所在地は?」

「最初の取引はサンプルとして少量で発注できますか?」

 

英語は苦手ですが、私はいつもこのような質問をします。 

サプライヤーの回答を鵜呑みにするわけではありません。

どの程度の基準が備わっているか、確認するためです。

日本人は実直な姿勢でビジネスに取り組みます。

その基準を外国に求めると、大変なトラブルになります。

 

白い商品を注文して黒い商品が届いたとします。

この場合、交換が可能ですか?

 

「可能に決まっている!!」

 

そう思った方は中国の洗礼を受ける日が近いです(笑)

中国に限らず、海外取引に絶対はありません。

 

白い商品を注文して黒い商品が届いた場合に、快く交換してくれるサプライヤーと私は仕事がしたいです。

本音を言うならミスしないサプライヤーがいいんですが。。。

皆さんも同じ意見のはずです。

それが可能なサプライヤーか、交易会の会場で見抜けないと話になりません。

帰国後のメールのやり取りでは解りません。

 

いくつか質問をぶつけることで、担当者の答え方や表情で、その商品に対する責任感を読み取るしかありません。

それなりのサイズのブースだと、責任者がいます。

どんな質問をしたときに担当者が即答できず、責任者に聞きに行くのかも判断材料の一つです。

「不良品の交換は可能ですか?」

「ちょっと待っててください。」

これ、アウトですよね。。。

 

 

質問の中に、「アリババに掲載していますか?」というのがあります。

せっかくの現地仕入れ、アリババに掲載されていない商品かどうかを確認します。

逆に、掲載されているようであれば、支払い方法にpaypalが出てくる可能性があります。

 

 

交渉の仕方についてはいろんな切り口があります。

ですが、仕入れるかどうかの最大の分かれ道は「価格」と「MOQ(最小ロット)」の2点です。

価格が折り合わない、もしくはMOQが大きすぎる、そういった場面でそこだけを要求し続けるのは良くありません。

 

"とにかく安くしてくれ!!"

 

"この商品をとても気に入っているが価格が高い。ライバルも多く、長く取引を継続させるためにも利益を確保したい。少し安くならないだろうか?"

 

印象がいいのは後の方ですよね?

当たり前のことですが、出来ていない方が多いです。

ポイントは、優しく問いかけることではありません。

サプライヤーとの、長い付き合いを目指いていると認識させるのです。

中国人が好む方法です。

 

MOQの交渉にも同じことが言えます。

"資金がないからロット数の交渉ばかりしてくる。"

と思われては元も子もありません。

"最初の取引では品質の確認をしたい。万が一に備えるだけ。"

と説得するのがベストです。

 

 

交易会でサプライヤーとしっかり対話することは、帰国後の取引の流れに大きく影響します。

名刺交換もした、カタログも貰った、価格・MOQも許容範囲内、さぁ後はメールでやり取りをするだけ。

そう思っていても、全てが白紙に戻る場合があります。

 

・連絡が付かない。

・会場で聞いた条件と違う。

・担当者が辞めた(変わった)。

 

交易会あるあるです(笑)

最大の要因は

 

バイヤーの印象

 

ですね。

あなたが大物バイヤーなら問題ありませんが、弱小バイヤーなら注意するべきです。

広州交易会は、第1期から第3期まで5日間ずつ開催されます。(2017年)

5日間で各ブースのサプライヤーは、何人のバイヤーと接すると思いますか?

1人のサプライヤーで、バイヤー100人以上もざらにあります。

大手のバイヤーが集まるブースなら、個人のAmazonセラーの名刺なんて価値が底辺です。

 

そこを気づかせてはいけません。

大きいとこには勝てません。

なら、せめて"必ず取引するバイヤー"と印象付けましょう。

 

服装にも注意が必要です。

ラフすぎる格好は、間違った印象を与える危険があります。

カジュアルでも、ビジネスシーンに合った格好であること。

 

帰国後に、自分が送信するメールより先に、相手のメールを受信出来たら成功です。

 

 

交易会に英語力は必要ないとよく聞きます。

英語力は必要ないと切り捨てるかどうかは、求める結果次第です。

交易会で問われるのは、コミュニケーション能力です。

 

広州交易会 第三期、出展されている商品と会場の様子。そして人気商品を発見。 

広州交易会第3期の画像が沢山あったので、ご紹介します。

 

第3期はアパレルがメインです。

主に繊維製品、服、靴、鞄、アウトドア用品、スポーツ用品、文房具、医療品などが出展されています。

 

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エリアCの会場内です。通路を挟んで繊維製品が展示されています。

 

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クッション、ボンボン付きのブランケットが可愛いです。

 

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日本人好みの色合い。

 

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ここのブースはとても安かったです。

 

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ざっくりと編んだマットが可愛い。

 

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生地がしっかりしており、手触りが良かったです。

 

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カーテンタッセルの専門ブース。

 

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タオル掛けの専用ブース(?)

 

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カートに乗って、エリアA・Bに向かいます。

歩ける距離だけど会場内でかなり歩くので、ちょっとした休憩代わりに。

 

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ウェディングドレスがありました。有名ブランドには見劣りするかもしれないけど、低価格帯にも需要がありそうです。

 

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キッズサイズのフォーマルドレス。

 

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高めの価格帯の子供服ブース。商談の席が埋まっていました。

メイン通路の目立つ位置にあったので、人気のブースかもしれません。

 

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この色鉛筆セット、すごく気になりました。

クルクルすると、、、 

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こうなります。とても惹かれました。

 

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絵具の専門ブース。なんだかお洒落です。

 

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撮影した時は奥でサプライヤーが暇そうにしていましたが、この後いつ通ってもバイヤーで溢れかえってました。世界的なハンモックブームだそうです。

 

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芸能人でもはまってる人多いですね。サバゲーのギリースーツ。 

 

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ランニングマシーン。

 

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かごバッグだらけ。

 

f:id:tokidoki_hawaii:20171017230632j:plain包帯、緊急応急セットのブース。

 

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子供靴のブースにあった、花柄の上履き。すごく可愛かったです。

靴はMOQが大きいけど単価が安いので、魅力的な商品です。

 

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ピクニックシート。上手に売ってるAmazonセラーがいますね。

 

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最後の写真は、超人気商品です。

日本人選手が活躍するたびにポチっとされる、テーブルを卓球台にして楽しむことができる"ポータブル卓球セット"。

Amazon楽天市場、ヤフーショッピングで「卓球」と検索すると必ず上位表示される商品です。

$5.25 カラーBOX MOQ2000

の私の走り書きが写ってます(笑)

帰国後の交渉で

$4.75 MOQ800

まで下げてくれました。

ネットだけなら$3程度でした。

 

交易会の第3期は、出展される商品カテゴリーの幅が広いです。

紹介しきれていない商品も沢山あります。

 

季節で楽しむものが多いので、安定して売り上げを支える商品ではなく、短期間で大きく売り上げを伸ばす商品が見つかりそうです。 

 



 

第一期、第二期、第三期、何期を選ぶべきか?それぞれの特徴と、Amazonカテゴリーで解説。

広州交易会(正式名称:中国輸出入商品交易会)は毎年春と秋に開催されます。

あまりの規模の大きさに、さらに第1期、第2期、第3期に分けての開催となります。

それぞれに扱う商品が異なります。

自分が売りたいと思う商品が何期になるのか、狙いを定めてホテルを予約します。

 

公式サイトのほうに、その年の開催日が載っています。

China Import and Export Fair

ぱっと見、何期にお目当ての商品があるか解りづらいです。

 

 

よし、全部に行こう!!

 

 

って、思っちゃ駄目です。

2017年は、第1期・第2期・第3期がそれぞれ5日間ずつ開催され、商品入れ替えのための中休みが三日間加わります。

第1期の初日から第3期の最終日まで、なんと21日間あります。

さすがに全部はまわれません。

 

 

私は毎回、ランチで立ち寄るウェスティンホテルの方に、何期に日本人が多いか尋ねます。大抵答えは、

 

「予約は2期が多いね。」とか「1期で一番見かけたよ。」

 

とのこと。

ライバル数の把握のために聞いてるのですが、3期は聞いたことがありません。

第1期と第2期が日本人に人気なようです。

それでは、解りやすく違いをお話しします。

 

 

 

第1期:電化製品をメインに、工具、自転車(オートバイ)、建材など。

 

夏前になると、ブルブル系や振動系(周波数)のダイエット用品・美容器具の売上が伸びます。第1期では、そういった商品が個人的に気になりました。

具体的に目についた商品をいくつか挙げると

 

クリスティアーノ・ロナウドが宣伝している"あのヒット商品"の類似品

・足や二の腕のマッサージ器

・高性能ドローン

・高感度防犯カメラ

・超小型カメラ

・GoProにそっくりなアクションカメラなど

 

Amazon楽天、ヤフーで売れている商品が結構あります。

 

電化製品ほどの規模ではありませんが、工具類も沢山あります。

Amazon内での人気商品だと、デジタルマルチメーター、デジタルノギス、デジタルスケール、手斧、ソケットレンチセット、工具セットなど。

 

自転車(オートバイ)はそれほど広い展示スペースではありませんが、私が初めてセグウェイ進化版の"バランススクーター"を見たのが、この交易会の第1期でした。

クリスマスに間に合わせることができれば、年末商戦向けの商品も発掘できます。

 

第1期の商品をAmazonカテゴリーでいうとこのあたりです。

 

・家電&カメラ

・パソコン・周辺機器

DIY・工具

・カー・バイク用品

 

 

第2期:一言で、雑貨です。

 

イベントやパーティーを盛り上げるものは何でもあります。

日本にも定着してきたハロウィン用の雑貨もたくさんあります。衣装もあります。

具体的にクリスマス用品で例を挙げると

 

・クリスマスツリー

・オーナメント

・イルミネーション

・サンタの衣装

・リース

・風船など

 

第2期は、低価格帯で毎年確実に売り上げている商品が多いイメージです。

 

また、第2期にはおもちゃブースもあります。

幼児用はいろいろ規制がありますが、かなり利益が取れそうな商品もあります。

他には、園芸用品、ペット用品などがあります。

 

第2期の商品をAmazonカテゴリーでいうとこのあたりです。

 

・ホーム&キッチン

・ペット用品

・おもちゃ

・ホビー

 

 

第3期:アパレルがメインです。

 

繊維製品、服、靴、鞄、アウトドア用品、スポーツ用品、文房具、医療品があります。

繊維製品は中国以外の国の出店も多く見かけました。

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とても素敵なデザインの、オットマンチェアやラグがあったブースです。

 

 

 

アパレルやインテリア雑貨を扱う方は間違いなく第3期ですが、アウトドア用品、スポーツ用品も充実していました。

ワンタッチテントの進化版も、開閉が簡単で軽量化されていました。

帰国後に仕入れを迷っていたら、楽天のショップ・オブ・ザ・イヤー常連店が充実のカラーバリエーションで販売を開始してました。

出遅れました(笑)

 

スポーツ用品で例を挙げると

 

・フラフープ

・ヨガマット

ダンベ

・プッシュアップバー 

・トレーニングベンチなど

 

どの商品もAmazonランキングで上位に食い込んでいます。 

ロゴを入れたり、形状を少し変えることで簡単に自社ブランド化できそうです。

 

第3期の商品をAmazonカテゴリーでいうとこのあたりです。

 

・ファッション 

・服&ファッション小物

・シューズ&バッグ

・ホーム&キッチン

・スポーツ&アウトドア

・文房具・オフィス用品

・ドラッグストア

 

第3期が一番、該当カテゴリーが多いですね。

 

 

初めての交易会だと、何期に参加すべきか悩みます。

得意とするカテゴリーがあれば、ストレートに選びましょう。

一番最初に行くのにお勧めなのは、第2期です。

聞かれると必ず第2期と答えます。

売れている商品が見つけやすく、なおかつ仕入れ額も比較的抑えやすい。

無難です。

 

ただ、私が一番好きなのは第1期、次が第3期、そして第2期の順番です。

私の場合、"無難"で選ぶと、売り上げも無難で終わります。

毎回私の仕入れ旅には、素敵なホテルに美味しいご飯、そして香港でのお買い物がもれなく付いてきます。

その分も稼がないといけません。

 

行けば何とかなると思わずに、しっかり戦略をたてて行くのがベストです。

 

 

 

広州交易会に持っていくもの あると便利なアイテムをご紹介。

私が普段、交易会に必ず持っていくものと、あると便利なものをご紹介します。

 

 

その1、

交易会に欠かせないものは、まず「交易会専用名刺」です。

会場に入る手前で、大きなバッグやボールペンを無料で配布している人が沢山います。

無料ではあるのですが、名刺との交換を要求してきます。

無視して会場に入り、ブースブースで増えてくるずっしりと重いカタログを抱えて、バッグの配布の意味を理解します。

ブースで気になる商品を見ていたり、サプライヤーに声をかけるとすぐに名刺を要求してきます。

カタログを貰うときも名刺を渡します。

お目当ての商品ならいいのですが、ちょっと気になっただけのブースだと、名刺って渡したくないですよね。

"名刺は本物と偽物を持参する"と言っている方を見かけますが、本物だけでいいです。

2種類作るのも面倒だし、荷物になるし、煩わしいし、、、毎回区別するためスムーズに渡すこともできません。

 

お勧めなのは、メインで使用するアドレスを印字しないで、フリーアドレスを印字した名刺を準備すること。

本命のブースで渡すときのみ、空欄にメインのアドレスを記載してから渡すといいですよ。

何気にサプライヤーにも、"脈があるバイヤー"の名刺と印象付けることができます。

 

交易会ではピンとこなかったけど、帰国後にやっぱりあの商品が欲しい!!と思うことだってあります。

帰国後に迷惑メールが増えるのは間違いありませんが、会場で仕入れる商品かどうかを的確に判断するのは難しいです。

完全な偽物名刺を準備するのではなく、交易会専用名刺を持参しましょう。

(※フリーアドレスは、中国の規制対象のGmailではなく、Yahooもしくはoutlookで作成する。)

 

 

その2、

大きめの付箋(ふせん)です。

ノートやメモ帳、バインダーは会場には必要ありません。

ホテルに置いてきてください。

(※お目当ての商品が既に決定していて、輸入の段取りや打ち合わせをする方は別です。)

何万というブースで、私は30~40冊程度のカタログを貰います。

カタログのどの商品が、どんな条件で仕入れるのかを付箋を貼って、その上に書き込みます。

こうすることで、同じような商品を取り扱うブースの差別化がしやすくなります。

ホテルに戻った後に、「あの提示額はどの商品だっけ?」ということを避けられます。

また、商品ページに使用するのにカタログ画像が一番いい時、直接文字を書き込んでは使いものになりません。

相手は中国です、画像データを貰えない場合もあります。

私もカタログをスキャナーで読み込んで、Amazonのメイン画像を作ったことがあります。

カタログを最大限に活用するために、大きめの付箋を持っていくことをお勧めします。

 

 

その3、

スマートフォンとポケットWi-Fi

スマートフォンは当たり前ですかね、ほとんどの方が撮影用に持っていくはずです。

お話ししたいのは、ポケットWi-Fiのほうです。

ポケットWi-Fiは本当は無くてもかまいません。 

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こういった会場のインフォメーションに、狭い範囲ではあるけどフリーWi-Fiが飛んでいます。

広州のほとんどのホテルにもWi-Fi環境が整っています。

 

私がポケットWi-Fiを勧めるのは、友人知人や、他のAmazonセラーと交易会に参加する方に対してのみです。

このブログを読んでいる方は、Amazonの鉄の掟、"Amazonマーケットプレイス出品規約"を把握している前提でのお話。

IPアドレスが原因で、Amazonアカウント閉鎖となる事例は少なくありません。

トラブルが起こった際に、紐付けでアカウント削除とならないためには、独立したWi-Fi環境が必要です。

不特定多数のアクセスがあるホテルの無線LANルーター、交易会のWi-Fiフリースポットなどでは注意が必要です。

個人の判断となりますが、同行するメンバーによっては準備が必要です。

 

 

その4、

小さめの、フロントポケット付きスーツケース(キャリーバッグ)。

会場で持っているバイヤーをよく見かけます。

が、お勧めはフロントポケット付きのタイプです。

楽天市場、アマゾンでも売っています。

このフロントポケットが便利です。

交易会に行くと、とにかくカタログが増えて重たいです。

いい材質の紙でできたものが多く、ひたすら重たいです。

入り口で無料で配布しているバッグは、肩紐が食い込んで痛いか、ちぎれるかのどっちかです。

リュックでもいいけど、いちいち降ろして入れてまた肩にかけるのはしんどい。

しまいに、もう重たくなるのが嫌だからカタログは要らない、こうなると本末転倒です。

さっと入れれるフロントポケット付きのスーツケース、快適さを求める方はぜひ検索してみてください。

 

 

仕入れの旅はストレスを感じやすいです。

交易会の限られた日数を有意義に過ごすことは、帰国後の仕事に大きく影響します。

しっかり準備して臨むことをお勧めします。