広東フェア(広州交易会)への行き方 香港ルート(ホンハム駅経由:前編)
広州交易会(中国輸出入商品交易会、または広東フェア)への行き方は、香港ルートと、直で広州入りする二つのアクセス方法があります。
(以後、交易会と書いていきますね。入力しやすいので。。。)
飛行機で直接 "広州白雲国際空港" に飛ぶのが一番楽ですが、私の住んでる福岡からは毎日飛んでいません。
何より私は香港が大好きなので、いつも香港ルートから広州入りしてます。
私の旅プランの割合は、
仕入れ 7 : 買い物美味探求 3
真面目に仕事に取り組んでいる方、ごめんなさい。
"仕事だけだとつまんない"という方に、魅惑の香港ルートをご案内します(笑)
ぜひ、参考にしてくださいね。
到着しました、香港国際空港です。
1997年、香港の主権がイギリスから中華 人民共和国へ返還された際の、イギリスの「置き土産」として有名な空港です。イギリス人の粋な計らいですね。
とても大きな空港です。
空港内専用の地下鉄が通ってます。
そしてこの時のお目当ての一つ、
e道(e-Channel)の申請です!!
憧れのe道です。
長い列をなしている香港の出入国審査。
全く動かないときもあります。
映画やドラマに出てくるように、香港には海外駐在員がたぁーーーくさんいます。
一家族で数人のお手伝いさんを抱えた本物のセレブも沢山います。
その駐在員や外国人ヘルパーの出入りで、香港空港はいつもごった返しています。
その方たちの専用レーンもありますが、それでも混んでいます。
そんな時、e道のことを知りました。
「eチャンネル申請してないの?自動優先レーンで並ばなくてすむよ。」
「何っ!?そんな特別扱いがあるの!?」
香港にはe道(e-Channel)と言われる無人の自動化ゲートがあり、一定の条件を満たすことで申請できます。
一度申請すると、出入国審査はパスポートの有効期限内なら何度でも無人ゲートを通るだけ。長い行列とはおさらばです。
(長くなるので、e道の申請条件などについては別の記事で書きますね。)
10分程度で無事に申請できました。
承諾されるとバーコードのシールがパスポートの裏面に貼られます。
とても簡易的、でも嬉しいです。
荷物を受け取り、「エアポート・エクスプレス(MTR)」に乗ります。
バスやタクシーという選択肢もありますが、空港直結のエアポートエクスプレスが早くて快適で便利です。
スーツケースは専用の置き場所があるのでそこに置いてください。注意されます。
安心して乗れるので、素直に乗ってください。
私は一度タクシーに乗りましたが、追加で高速料金だの帰りの運賃だので非常にめんどくさい思いをしました。
空港から乗って、九龍駅(Kowloon:カオルーンもしくはクーロン)で降ります。
慌ててチケットを買わずに乗った方は、降りる駅で買えます。
(香港空港の構造は、チケット無しで乗車できます。)
22分で九龍駅到着です。
さて、、、
まずは美味しいものを食べましょう。
せっかくの"食の都" 香港ですから。
タクシー乗り場に向かいます。矢印で "的士(タクシー)"と案内板があります。
ニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」に選ばれた、
鼎泰豐(ディンタイフォン)の尖沙咀(新港店)に行きましょう。
何を食べても美味しかったです。
ご馳走様でした。
お店を出て、またタクシーに乗ります。
広州への直通電車がある、紅磡駅(ホンハム駅)に向かいます。
10分程度で到着しますが、夕方の帰宅ラッシュに重なるとひどく渋滞します。
18時を過ぎた頃のホンハム駅です。
ここで注意事項があります。
中国に返還されても香港は中国とは違います。
香港は特別行政区と呼ばれ、広州(中国)に行くにはイミグレーション(出入国審査)が必要になります。
そのため、ホンハム駅には出発時間の 1時間~1時間半前に着くようにしましょう。
フフフっ。
ここでe道(e-Channel)がまた活躍します!!
e道は、出入国審査の優先自動化ゲートです。
入国時だけでなく、出国時にも活躍します。
香港ルートは、
(1)香港入国
(2)中国広州へ、香港出国
(3)中国広州から、香港入国
(4)香港出国
にe道が使用できます。
(※広州入国、広州出国 はイミグレに並ばないといけません。)
交易会開催中はホンハム駅のイミグレが混むため、ドヤ顔でスルーです。
列車のチケットは日本で予約しましょう。
交易会開催中はほぼ満席状態で、当日チケットは難しいです。
1カ月前からインターネットでチケット予約ができます。
https://www.it3.mtr.com.hk/B2C/frmIndex.asp
こちらのサイトで予約が可能です。
英語にも対応しています。
予約の際に使用したクレジットカードは忘れずに持参してくださいね。
改札口で予約した時のプリントを見せると、チケットを渡してくれます。
待合室です。
交易会に向かう欧米人の姿が目立ちます。
奥に赤い花の交易会のポスターが見えます。
列車は全席指定席です。
そして時速が遅いです。
特急のはずですが、各駅停車のようなイメージです。
紅ハム駅から広州東駅まで約2時間。
トイレは香港側ですませることをお勧めします。
広州東駅でトイレットペーパーが無くて、私の旦那様がひどい目にあいました。。。
列車から降りたらいよいよ広州です。
今回のルート以外にも、香港国際空港→深圳(シンセン)→広州のルートもありますが乗換が多く面倒です。他にもリムジンバス、フェリーなんかもあります。
香港市内へ向かうこのルートのメリットは、(美味しいものを食べる他に)英語圏でチケットの購入(受取)、イミグレを通過できるからです。
交易会場は英語が飛び交いますが、香港から一歩出るとそこは中国です。
英語は全く通じません。
中国語ができる同行者がいないと大変苦戦します。
" 広東フェア(広州交易会)への行き方 ~香港ルート、その2~ "
に続きます♪